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地域包括ケア 医薬品の合理的な供給・管理

地域包括ケア
医薬品の合理的な供給・管理を「地域」に着目して考えてみる。

薬局の発生
諸説があって、王の毒殺もその一つだが、庶民は毒殺されないし、欧州が絶対王権から国民国家、資本主義の時代になってなお、薬局制度は世界的に広まっているから、この理由だけで薬局の発生と、近代、現代の医薬システムへの位置づけを説明できない。

なぜ世界に広まって行ったのか?
信頼できそうな理由は、合理的な医薬品の供給・管理ではないか。
医師の手元に医薬品を置いていると、合理的・効率的な供給管理ができないので「地域の薬局」で一元的に管理する。

欧州の薬局
日本の大都市にいると想像しにくいが、欧州の都市は農地、山河により分断され市街地が連続していない。列車や自動車で街を抜けて別の都市、街に入れば一つか二つの薬局がある。

生活圏域
おそらく欧州では「かかりつけ薬局」というような話しにはならないだろう。大都市を除けば、その街に薬局は一つしかない。生活圏域に1つあることが必要十分条件で、多すぎる薬局は供給・管理において合理的とは言えない。日本のように開業医、病院ごとに薬局がいくつもある、というのでは、薬局制度ができる前の状態に戻っているのと同じだ。
薬局制度の先進国では、地域における医薬品の供給・管理の体制を、国と職能団体とで作り上げてきたのだと思う。