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インフルエンザ警報

インフルエンザの流行で一次救急医療がたいへんなことになっている
診察まで3時間待ちとか、その後も薬に何時間も待たされ
薬剤師は深夜0時で終了予定の仕事をが明け方まで続けたとか、
抗インフルエンザ薬が足りなくなって手配したとか・・・

しかし、この救急の患者さん達はほんとうに抗インフルエンザ薬が必要なのか
米国CDC(Centers for Disease Control and Prevention, アメリカ疾病管理予防センター)が提唱する抗インフルエンザ薬を使用すべき対象は、

・入院を必要とするような重症な人
・65歳以上の人、5歳未満、特に2歳未満の小児
・妊婦
・気管支喘息、糖尿病、慢性の心臓病など持病がある人、HIVなどによって免疫力が落ちている人

ほとんどの方が該当しない患者さんで、ほとんどの医師はそういう方に抗インフルエンザ薬の処方を書いている。こうした乱用が導くのは耐性ウイルスの出現だ。
鳥インフルエンザへの恐怖がマスコミで喧伝される一方で、抗ウイルス薬の乱用は耐性ウイルスが増産されているようなものではないか。
世界のタミフル使用量の75%は日本で消費されている。
この異常さはどこから来るのだろう。