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ジェネラリストと専門薬剤師

薬剤師教育において、まずジェネラリストとしての教育を行い、その後に専門領域を教育する、というのが多数意見だ
しかし、医師と違って薬剤師の完成形はやっぱりジェネラリストだと僕は思う

狭い領域の専門薬剤師のほうが、むしろ手っ取り早く養成できる
合理的かつ効率的な教育方法や学会認定、診療報酬のインセンティブも効果があるだろう

それらの専門領域を、浅くではあっても横断的に学び、
さらに社会や経済の仕組み、医療政策、社会保障制度などの知識や
地域社会で生きる常識や振る舞いを身に着け、
豊かな人間性や倫理観を持って患者に接することのできる人を薬剤師の完成形する
そういう人物をして公衆衛生の向上のために貢献するのだ、としたら
到達には数十年の研修期間を要することになる

目先の利益や世代間の利害を超えて、生涯薬剤師という職業に就くとすれば、僕は高いレベルのジェネラリストを完成形に持ってきたほうが、薬剤師全体の得だと思う。