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映画「ザ・サイドエフェクト」にみる薬剤師の仕事

映画「ザ・サイドエフェクト」
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サイドエフェクト、日本語では「副作用」というタイトルが興味を引いたのでDVDを借りて見ました。
始まってすぐに薬剤師にはネタバレの映画でした

抗鬱薬を服用した女性が夫を殺してしまいます。
こうした精神科の薬には副作用として、中途覚醒時の出来事を記憶していない、と言うのは広く知られていて、医薬品添付文書に「警告」として記載されています

作品の半ばに薬局と思われるシーンが1−2分間ほどあります
店内からガラスドア越しに見える夜の街。これが患者の視線でカメラは固定され、最後まで薬剤師の顔は映らず、薬の注意事項がまるで読み上げるような調子で流れます。

後半はセカンドオピニオンを述べる女性医師と、主人公である男性医師との葛藤になるのですが、薬局のシーンで音声応答のような調子で情報提供がされる、ここに後半のストーリーへの布石があるように思います。抗うつ薬に対する友人のレコメンド、DTC広告、医師への製薬会社のプロモーション、製薬会社の株価など、サスペンスというより社会派の映画のようでした。

さて、薬剤師の服薬指導や情報提供は「人工知能」に置き換え易い仕事だと思います。
薬剤師の手作業のロボット化はすでに完成されていて、残る専門知識の部分も、医薬品情報と患者情報のマッチング、処方歴や副作用歴の機械的なチェックであれば、まもなく音声応答になることでしょう。