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mentor (メンター)

日薬誌1月号「イギリスの薬剤師認定制度」國分麻衣子さん を興味深く読みました。

先日、日本医薬品情報学会(JASDI)日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会(P-Co)合同フォーラムで講演された新井さんと同じロンドン大学留学組です

イギリスの薬剤師教育と認定制度は、日本の取組みと共通の考え方が多く、英国が先行している部分もあります。その一つがmentor (メンター) の存在

欧米では研修中に「あなたのメンターは誰?」と聞かれることが多いと聞きます。
メンターは薬学実務実習の学生にとっての指導薬剤師のようなものですが、「職場の上司ではないことが奨励されている」と書かれています。

指導者が職場の上司では企業研修の域を脱することが難しい。日本の問題点は、薬剤師認定制度が企業研修という殻を破れないところにあると私は考えています。特に倫理教育においては、「患者」より「企業利益」や「医師との関係」を優先させてしまうことについて、批判的な教育指導が行えません。

何と呼ぶかは別にして、mentor (メンター) の存在は最大の問題点を解決するかもしれないと思いました。