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ディオバンのデータ捏造

今日、僕は実習の始めに、実習生が考えて欲しいキーワードとして「企業逸脱」を示した。
企業逸脱はなぜ起きるのか、防止する方法があるとすれば、それは何か?
毎日のようにディオバンのデータ捏造について報道されている。
実習生がいる薬局では薬害教育の絶好の機会だろう。

ところが教育の現場である大学にも、実務実習を行う病院・薬局にも、
薬害問題について教えられる教員・指導薬剤師がいない。
大学では戦後日本の薬害事件について、概略と経緯くらいは教えているようだが、
第一線に立つ専門家として必要な、問題の本質に迫る知識の学習はまだ行われていないようだ。

ドラッグストアの登録販売者試験不正という「企業逸脱」に声を上げた薬剤師会があるが、
製薬企業や大学のデータ捏造や利益相反という「企業逸脱」についてはどうだ?
「だれでもやっていることだ」という理由で、薬局薬剤師の「不正請求」を不問にするようではできない相談だろう。
だから、問題の本質に迫る学習はこれからも行われない
ということは信頼される薬剤師には、とうていなれないということだ

臨床研究における倫理審査に関する規則 神奈川県薬剤師会
薬剤師会ホームページへのリンク