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就活解禁、大学3年3月 首相が医療、雇用など成長戦略発表

「安倍晋三首相は19日、日本記者クラブで記者会見し、デフレ脱却に向けて医療、雇用、女性や子育て分野の成長戦略を発表した。政府の産業競争力会議などで議論し、6月にまとめる成長戦略に盛り込む方針だ。首相は同日、大学生の就職活動の解禁時期を遅らせて3年生の3月とすることや、3年間の育児休業実現を目指すことについて、経済界に要請。経済界は就活解禁時期を遅らせることについて、受け入れを表明した。
首相は、成長戦略の柱に「健康長寿社会」を据え、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の利用など再生医療の実用化・産業化を推進する方針を表明。規制を緩和する新法案や医療製品の審査期間を短縮する薬事法改正案を今国会に提出する。」産経



産業国家において教育は、もっぱら産業用労働者を産出するためにデザインされていることを確認させられる発表です。
人文科学や純粋科学ではない職業学校ではなおさらそれが顕著です。

国家試験に合格する学生の割合を最大化する。
大学教員や大学の評価はそこで決まります。
したがって学生は授業に出て、ノートをとり、それを試験で確認する、という仕組みで教育が行われています。

疑問を持ち、なぜそうであるのかを考える、というような研究心は必要とされず、大学はますます学問の府ではなくなります。
すべての薬科大、薬学部は、すでにそうなってしまったかもしれません。

僕の薬局でも実務実習で2.5が月ほど学生を預かります。
それが産業用労働者を産出する一環だとしたら、僕にはとても不本意です。せめて実務実習の期間に、学生の想像力、創作力を伸ばし、仕事や人生において自立した存在になるのを手助けしたいと思います。