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医薬品のインターネット販売

1月11日、医薬品のインターネット販売に関する最高裁判決で原告(ネット通販業者)が勝訴しました。ケンコーコムの株価が急騰、アマゾンも参入を検討しているとか・・・
しかし、この判決は省令による禁止が不適当だということですから、おそらく薬事法改正し規制を行うことになります
保険調剤の患者負担金へのポイント付与についても、ドラッグストアにより裁判が起こされるかもしれません
脱法ドラッグの問題も同じところに根があって、薬事法で禁止した構造式を持つ化合物でなければ業者から訴えられた取り締まった行政が敗訴します
彼らはむしろ、法律を重視しているといえます

こういうことをする人たちの論理は、
すべての争いは法によって解決されるべきである
 ⇒裁判に訴えられない行為はすべて適法である
 ⇒裁判費用を下回る被害を生み出す不正は実行しても訴えられないので正当である

その結果、私利追及と法律重視の風潮が、法律の不完備を利用した悪事を増大させています
これを好ましいと思う人たちは一定の割合でいますが、 そればっかりの社会は果たして好ましい社会と言えるのでしょうか
一方で、私たち公共性、倫理、信頼を重視する組織(職能団体や地域団体)を育てて行くことも必要だと思いました。