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地域医療管理学

10年以上まえのことだろうか
大学からシラバスというものが必要だと言われたが、
「わからないから適当に書いて」と教授(同級生)に頼んだ
僕の講義には「地域医療管理学」という、聞いたこともない学問の名前がついた


新型インフルエンザの騒動ではCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の統計やガイドラインが、日本の厚生省よりも遥かに優れたものであることを我々は実感した

昭和49年から始まった日本の医薬分業政策は、
薬局や薬剤師本来の機能・形態から「地域」や「疾病管理」を引き去った残余領域 
すなわち「門前・調剤専門」の薬局を増やす結果となった

日本薬剤師会は、分業初期には門前薬局を批判していたが
会員が相次いで門前に出店することから次第にトーンダウンし、面分業、かかりつけ薬局さえ言わなくなってしまった

最近では調剤医療費の増大に対して「医薬分業は本当に国民の役に立っているのか?」という批判が強まっている。
これからの薬局薬剤師は「地域」で「疾病管理」を行うことなるか?
それとも、本質を欠いたまま残余領域でまだ「調剤」をやり続けるのか?