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妊娠と薬

昨日、新宿で行われたフォーラムに参加しました
妊娠(授乳)と薬については、データやエビデンスが乏しく
医師からの照会に低レベルのやりとりをせねばならない現実に薬剤師は悩んでいます
厚生労働省の事業で「妊娠と薬情報センター」が設立されて6年になりました。米国カリフォルニア大やカナダのトロント大で行われてきた「相談を受けてエビデンスを蓄積してゆく」というプロジェクトを日本では「妊娠と薬情報センター」が行っています。http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

今回は「精神神経系薬剤のトレンドと安全性」をテーマに
・セミナー 座長: 国立成育医療研究センター妊娠と薬情報センター副センター長 渡邉 央美
1 「女性のうつ病の特徴」 順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院 メンタルクリニック 教授 鈴木 利人 2 (ランチョン) 「抗うつ薬が胎児、新生児に及ぼす影響」 東京大学医学部小児科 妊娠と薬情報センター 伊藤 直樹
・シンポジウム 座長: 国立成育医療研究センター母性医療診療部長 妊娠と薬情報センター長 村島 温子
「OTIS(北米催奇形性情報サービス)歴史と展望」*同時通訳あり カリフォルニア大学サンディエゴ校 医学部小児科教授 Christina D.Chambers 「最新の双極性障害の治療−情動安定化薬(抗てんかん薬)の使い方−」 千葉大学大学院医学研究院精神医学 准教授 渡邉 博幸 「授乳期の精神神経系薬剤使用:その安全性と問題点」
トロント大學・トロント小児病院 小児科教授 伊藤 真也

受講者には薬剤師も多くいました。
まだまだ手探り状態ですが、日本人の生真面目さで続ければやがてトロント大を追い越すと伊藤先生は話されていました。薬剤師がもっと研究や研修に参加してゆけば、リスクコミュニケーターとしてお役に立てるはずです。