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内部被爆の問題

神奈川県薬剤師会主催の研修会 放射能・放射線基礎講座 10月13日(木) 19時00分 〜
に出席しました

放射能・放射線の基礎知識 横浜薬科大教授 小澤俊彦先生  はとても分かり易く、リスクを評価するために参考になりました。 先生は「これから問題になるのは内部被爆だ」と語りました。

続く 神奈川県の放射線・放射能等の状況と県の取組
神奈川県安全防災局 原稿棒読みであまり上手とは言えない講演でした 内容は、県としては継続して放射線を測定しており、すべて中央省庁の定めた基準値以内なので安心して欲しい としました

一方で時事通信がこんなニュースを伝えています
 旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故による放射能の影響を調べているベラルーシの専門家ウラジーミル・バベンコ氏が12日、日本記者クラブ(東京都千代田区)で記者会見した。
東京電力福島第1原発事故を受け、日本政府が設定した食品の暫定規制値が高過ぎるなどと指摘し、「日本の数値は驚きで、全く理解できない」と述べた。
 ベラルーシはウクライナの北隣に位置し、チェルノブイリ事故後、元原子力研究者らが「ベルラド放射能安全研究所」を設立。住民の被ばく量検査や放射能対策指導などをしており、バベンコ氏は副所長を務めている。
 バベンコ氏は、ベラルーシでは食品の基準値を細かく分類していることや、飲料水の放射性セシウムの基準値が1リットル当たり10ベクレル(日本は同200ベクレル)であることなどを紹介。 「日本でも現実の生活に即した新しい基準値を設けられるはずだ」と語った。
▽時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011101200783

行政の立場ではそのように話をするしかないのだと思いますが、「薬剤師」は行政情報だけを信じてはいけないことを、数々の薬害事件から学んだと思います。
また、重篤な副作用の可能性と確率を患者に説明し、回避する方法を伝え、初期症状の有無の確認するのが日々の仕事である身としては、行政の説明のしかたで「安心して」と言えません。

乾燥シイタケから基準値超えるセシウム 静岡県が自主回収要請 
2011.10.8 19:12

米ぬかで基準超すセシウム 群馬・安中の一部地域
2011.10.7 19:14

漢方薬原料の生薬、9種類23検体から放射性セシウム
2011.10.14 23:29

プランクトンから高濃度セシウム
10月15日 4時54分


これからは間違いなく「内部被爆が問題になります」
医薬品に置き換えてみれば、政府の基準を満たして製造承認されたからと言って、服用する全ての人に安全ではありません。仮に医薬品に見立てた「セシウム」や「プルトニウム」を服用した時の「副作用」リスクをどう患者に説明するか、それがリスクコミュニケーターということだと思います