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健康食品

神奈川県薬剤師会の研修会はゲストに、独立行政法人国民生活センターの宗林さゆりさんを迎え、消費者から薬剤師に望むことを聞かせていただいた。
とても示唆に富んだもので彼女は薬剤師でないが、薬剤師とはこうあるべきだと感じた。 常に消費者(患者)側の視点で、メーカーの広告や資料を鵜呑みにしない。資料のここがへんだと指摘する。科学者として自分で調べる。試験を行う。聞けば東京理科大・理学部のご出身だ。健康食品に関する部分は特に多くの薬剤師に聞いてもらいたい。薬剤師のなかで、これだけの話が出来る人材を育てる必要があると感じた。

特定保健食品のメーカー資料は、ここを見て欲しい
嘘ではないが、まるで誤解を誘導するかのようにつくられているではありませんか、という。

錠剤・カプセル剤で日局の崩壊試験をすると
コンドロイチン硫酸を含む「健康食品」では18銘柄中9銘柄(50%)が不適
α-リポ核酸を含む「健康食品」では17銘柄中5銘柄(30%)が不適
高麗人参を主原料とする「健康食品」では8銘柄中3銘柄(38%)が不適

ヒアルロン酸を含む錠剤(広告で有名な商品)の1粒あたりの含量を測定すると 3.2〜5.2mg のばらつきがある

いかに健康食品なるものの実態を薬剤師が知らないか、痛感させられてしまった。
今日もどこかの薬局で、ドラッグストアで、薬剤師がこうした商品をお客様に勧めているのだろうか?!