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薬剤師倫理

「薬剤師にとって、倫理が大切だ。」
「そうだね。でも、なぜそれがヒューマニズムなんだ?」

・・・僕はこれからの薬剤師会にとって、倫理が大切だと考えていて、それには当然ヒューマニズムも含まれるけれど、全体としては別の考えの方が多い。おそらく職能団体としては「規範」を示すために倫理が必要なのだが、例えば、脳死の問題ような生命倫理、患者負担金のポイント制の議論はビジネス倫理、地球温暖化の議論は環境倫理・・・となって、我々が扱う倫理問題はヒューマニズムではないのではないか・・・・

ある薬剤師会系雑誌の記事によれば、ヒューマニズム力(へんな言葉だ!)が薬剤師に求められるは「薬剤師会作成の冊子に記載されているから」である。「2008年度版薬剤師に求められるプロフェッショナルスタンダード」では「ヒューマニズム(倫理)」という表現が使われている。
この論だと「神の存在は証明できる。なぜなら聖書に書いてあるから」ということになる。

共通一次、センター試験で「倫理」をとらなくとも、高校の倫理社会の授業でちゃんと学んだように思う。言うまでもなく、倫理=ヒューマニズムではない。

なので「ヒューマニズム(倫理)」という表記を見るたびに、(もしこれを倫理や哲学に詳しい他の職種に気付かれたら死ぬほど恥ずかしい)と一人で自分勝手な心配をしている。 だれか、心配するなと言ってほしい。