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基準薬局

デファクトスタンダード (英語: de facto standard) は、「事実上の標準」を指す用語である。de factoはラテン語で「作られたるが故の」を意味する。ディファクトスタンダードと表記することもある。
ISOやJISなどの標準化機関等が定めた規格ではなく、市場における競争や広く採用された「結果として事実上標準化した基準」を指す。デファクトスタンダードに対して、国際標準化機関等により定められた標準をデジュリ(デジューレ、デジュール、デジュア)スタンダード (英語: de jure standard) と呼ぶ。wikiより


1月から始まる第3期の実務実習のために、大学の教授が薬局に来訪した。第1期、2期を経験した学生の情報では、日の出薬局のような健康相談とOTCを重点にした地域の薬局の存在が新鮮な驚きだったという。
僕からみれば、驚きだったことが驚きだ。

医薬分業以降の薬局はほとんどが「調剤専門薬局」になった。また、かつて薬局と対立する業態だった「ドラッグストア」は調剤を取り入れ、今や「自分が薬局である」と主張している。
これらのスタイルが薬局のデファクトスタンダード;事実上の標準となって、日本薬剤師会が標準とした「基準薬局」は国民に受け入れられなかったのだ。
考えてみれば「基準薬局」とてある時代のスタイルにすぎないし、そのスタイルに一番適した人たちが標準としていただけだ。その標準で競い合えば、自分たちに都合が良い。

結局のところ、薬事法の基準、保険法・療養担当規則の基準、産業化・チェーン化・グローバル化が、薬局に関する「事実上の標準」を作り上げたと言って良いだろう
「基準薬局」である日の出薬局は時代に取り残されたのか
あるいはそれを初めて経験した学生の「新鮮な驚き」に
新たな価値を見出すことができるのか