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プライマリ・ケア認定薬剤師

そんな制度がお医者さんの学会から提唱されている
薬剤師の仕事はプライマリ・ケアではなくて、ファーマシューティカル・ケアとして世界的にも進めてきたのだが、おそらくこの学会の方はご存知ないだろう。

ファーマシューティカル・ケアが一躍脚光を浴びたのは1993年のFIP東京大会からだ。ヘプラー先生の講演はいまいち理解できなかったが、何やら凄いことらしい、とは思った。

日本の薬剤師の間では、いろいろな解釈がでてしまい混乱していた。FIPの少し後だっただろうか、ケンタッキー大学の先生をお招きし大学でレクチャーを受けた。殆どは病院薬剤師の仕事、PharmD教育の話しだったが「コミュニティーファーマシーでも可能だ」と仰ったのは英会話の不得意な僕にもわかった。その場で質問したが、僕の語学力に問題があることがわかったらしく、またの機会に個人的にレクチャーしていただける約束でその日は終わった。

僕らは京都に花見に・・・いや、日本薬学会の年会に行き、夜の丸山公園でべろべろに酔っ払った。こういう時には僕は英語が話せるから不思議だ。

僕自身も忘れていたが、翌年来日したときに彼から電話がかかってきて大学で個人的に2時間のレクチャーを受けることができた。自分勝手に(こうではないか?)と考えていたこととそれほど差はなく、(これで良いのだ!)と思った。
それが自分流の仕事、日の出薬局のスタイルに繋がっている。

当時あれほど話題性があったにも係わらず、わが国の薬局においては、ファーマシューティカル・ケアが省みられることはなく、世の中は「分業バブル」となり量産された「保険請求する機械」のなかで「近接性」「責任性」「地域性」「継続性」のない調剤ビジネスが遷延して行った