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特発性血小板減少性紫斑病

昨夜9時を過ぎてどうしても気になり患者さんに電話した

81歳の男性、消化器の症状、消化性潰瘍の病歴がないのに
呼気検査だけでランサップが処方された

電話には妻がでたので助かった
彼は認知症が進み難しい話は無理だ

彼の妻には率直に話した
呼気の検査でピロリ菌が陽性だからといって
なぜ除菌するのか僕にはわからない

すると彼女も薬局の情報提供文書を見て悩んでいたと言う

今朝、妻のほうにもう一度来てもらい
処方した大学病院の血液内科でもらった説明書などを見せてもらった
病名は特発性血小板減性紫斑病
ピロリ菌の除菌により改善する場合があると書いてある

お話をしながらインターネットを調べると
「慢性ITPでは、最近、ピロリ菌感染がみられる患者さんにピロリ菌除菌で血小板数が上昇することがあることから、治療戦略が見直されています(図9)。すなわち、慢性型ITPと診断されたら、ピロリ菌感染の有無を調べ(尿素呼気試験、血清抗体価、胃粘膜生検など)、陽性であればまず除菌を行います。」
へえ!知らなかった・・・
保険適用はないが、治療ガイドラインにはあるらしい

調剤したときに病歴の聞き取りが足りなかった
言いわけになるが、認知症の患者、老ー老介護ではなかなか・・・
こういう場合には病院からの文書を見せてもらうべきだった
自分の不勉強を詫び、服薬指導のやり直しをした

不安が解消されご機嫌でお帰りになって一安心だ